いやぁ、疲れましたが、何とか「陰陽戦士」好きの管理人、30階層を無事クリアしました。
1400時間近くプレイしている沼勢としては、一応どんな形でも最後までプレイしておきたかったのでヨカッタヨカッタ。
ところで、私もたくさんの凄腕プレイヤーや動画配信者の情報を見て勉強していますが、実のところ、凄いビルドやテクニックを見せられても
スゲー!!
と最初は感動はするものの、
もっと、ユル~い感じで強いビルドとか、ヘタクソでもできるテクニックはないんか?
という気持ちになったものです。
そこで、今回、ユルユル下手くそプレイヤーの管理人が、仕事帰りにぼちぼち進める感じでも奈落獄・深部30階層まで踏破できてしまったビルドを紹介していきます!
- ゲーム下手+時間があまりない
- でも「仁王2」をむしゃぶりつくしたい!!
というあなたに、おすすめのビルド‥‥かもww
このビルドのコンセプトは以下の通り。
- ヘタクソでも最高難易度「奈落獄・深部30層」踏破可能
- 戦い方の幅が広く、使っていて非常に楽しい万能型
- 作成難易度が低め。常識外れの作業量など必要なし。
- 要所を押さえて作れば、さらに強化の余地あり
ではいってみよう!
奈落獄・深部30層クリアビルド公開
名付けて「陰陽火車・妖念ビルド」
基本構成要素をまとめるとこうなります。
- ツクヨミ6×オモイカネ7
- メイン武器は妖怪武器・攻撃力6700超
- サブ武器は「薙刀鎌」推奨(羅刹天用)
- 陰陽師が消費されない70%超、術力945、
- 防具は「探題4+般若面」の重装で防御力10000超
- 武家「本多」で無傷状態被ダメ半減・80%発動
- 主守護霊「葛葉狐」
火車
両面宿儺
鬼火 - 絵巻に「呪の深奥」「勇の深奥」
「悟りの夢路」以降であれば比較的簡単に作れるうえに妖怪技・陰陽術・近接戦、なんでも対応でき、なおかつディフェンス能力も高いです。
陰陽戦士ながら万能型のビルドで、近距離から遠距離まで敵に合わせた攻撃スタイルを選びながら戦えます。
基本的な戦い方は
- 「火車ぶっぱ」をしながら、敵の体勢を崩す
- 距離を詰め、妖念ゲージのたまった武器で近接攻撃を叩き込む
- 敵の攻撃を避けて距離を取り、属性弾で妖力や体力を稼ぐ
- 妖力がたまり次第「火車」をぶっぱする。以下繰り返し
という感じです。
そう、実は「火車ぶっぱマンビルド」といってもいいですが、近距離~遠距離まで対応可能。
戦い方の幅が広いので、へたっぴでも難敵に対応できます。
ただ、ディフェンス面は体力がのびないので、
ワンパンを防ぐために武家「本多」の
ともう1つ、ここでも「火車」の固定OP
これで常に体力満タンを心がけ、一撃死を防ぎます。
それではとりあえず、クリア時の装備を順にあげておきますね。
全然厳選していない状態なのですが、あえてそのままにしておきました。
中・上級者プレイヤーであれば
「まだまだステータス伸ばせるやん」
ということもわかるはずです。
(伸びしろがまだまだあるということ)
では早速、主な装備を紹介してきます。
ビルド装備・一覧
全体のステータス
探題装備の重装備なので、「剛」にも結構なステータス値を振っていますが、100を超えなくても敏捷Bはキープできます。
ただ、このビルドは近接関連の揃えを使いにくいので、「勇」のステータスは150つけたいところ。
気力管理系は「勇の深奥」でカバーしておきたいからです。
あとは陰陽戦士ですので、「呪」はできるだけ高い値にしておきます。
それ以外はお好みでOKですが、「体力」が低めになるので、「体」にステ振りするのもいいかもしれません。
武器
メイン武器は「妖怪武器」にします。別に仕込み棍でなくてもOK。
見ていただければわかる通り、「妖の蓄積」がたまたまついていたのですが、厳選すればまだまだ良いOPが付く可能性はありますね。
妖怪武器は年明けのアプデで強化されたのと、関連のOPが防具や小物、絵巻につきやすい点、そして属性攻撃としても優秀な点を考えて採用しました。
サブに「薙刀鎌」を持ってきたのは、陰陽術力強化バフの付く「羅刹天」が使えるため。あと、薙刀鎌は「呪」のステがメインになるので、陰陽戦士とは相性がいいというのも採用理由。
サブ武器ってあまり使わないことが多いので、陰陽戦士はお守り代わりに持っておいていいかもです。
防具
頭に「妖力加算量」がデフォルトの「般若面」
その他は「探題」シリーズで全身を固めました。
形写しのやり過ぎで外見はむちゃくちゃでごめんなさいね。
見ていただければわかる通り、全然厳選も焼き直しもアマアマ、ゆるゆるですww
ただ、一時期、全盛だった「窮地探題」ビルド用に使った探題装備を再利用していますので、ところどころ近接ダメージのキラOPがついたりしているだけ。
全然厳選は頑張っていません(笑)
本来は「陰陽術が消費されない」やオレンジ継承「攻撃力」は全身につけるべきですが、
「ツクヨミ×オモイカネ」
のおかげでこれくらいゆるゆるでも「陰陽術が消費されない」は70%を超えてきます。
⇒参考記事:陰陽ビルドの基礎知識
「探題シリーズ」を選んだのは重装なのと各種の恩寵が付く装備なのでツクヨミ・オモイカネをそろえやすいこと。
それと、デフォルト効果の「窮地時の被ダメージ軽減」がつくというのが採用理由。
正直、ナラシンでは高い効果を発揮するわけではありませんが、軽めの被ダメであれば「金剛符」などと合わせると耐えきることもあるので、他の装備よりは効果的だと考えました。
「古強者」シリーズとかでもいいんですけどね。
あと、いくらズボラでも体防具に
「アムリタ吸収で体力回復」
「属性被ダメージ軽減」
くらいは焼き直しで付けときましょう。
小物
仁王2の「小物」システムって、結構複雑でしかも重要なのですが、なんとなくよくわからんまま装備している方も多いのではないでしょうか?
実は最低限押さえておきたい法則はあるので、また機会があればまとめておきたいと思っています。
今回は「陰陽火車ビルド」ということで、生命線となるOPがあります。
それが次の3つ。
「属性ダメージ」
「陰陽術命中で敵に遅鈍」
この3つは絶対に必要です。
そこで、これらのOPを付けやすい小物は何かというと、
「勾玉系」
なんです。
特に緑の「勾玉」はデフォルトで「妖力加算量」が付くので、陰陽術や妖怪技を使いたいプレイヤーにとって、最重要クラスの小物といっても過言ではありません。
今回はたまたま「オモイカネ恩寵付き」のものがありましたが、小物は恩寵の変更ができないので、狙って欲しい小物を出すのはむちゃくちゃ大変。
なので、ここは在庫がなければある程度妥協するのもあり。
ただ、このビルドなら「妖力加算量」のOPは絶対欲しいっすな~
ちなみに今回、小物2つに「陰陽術命中で遅鈍」が2つ付いてますが、重ね効果とかはないので小物1つについていればOKですよ。
絵巻
絵巻はコレです。
「仁王2」やり込み勢にとっては超有名な絵巻で、あまりに使い勝手がいいので、現在も「常世同行」では必ず誰かがこの絵巻を回して配布してくれています。(私も部屋を建てたことが何度もあります)
まだ持っていない人は絶対手に入れてください。
この絵巻はデフォルトで「呪の深奥」「勇の深奥」がついているという、まさに陰陽戦士向けの絵巻です。気力管理系のOPをつけにくい陰陽ビルドでは「勇の深奥」は必須といってもいいでしょう。
「絵巻の厳選」は「仁王2」有数の苦行ですが、このビルドと相性のいい
「妖力加算量」
「妖念ゲージ加算量増加」
のOPは比較的出やすいので、死ぬほど絵巻周回する必要はないはずです。
ちなみに、地獄絵巻で絶対持っておくべき絵巻は、この絵巻と
「怨霊鬼・真柄」
「ダイダラボッチ」
ですね。
ダイダラは「愛用度上げ」に使うだけですので、修羅絵巻とかでもOK。むしろ低レベル絵巻の方が効率良かったりします。
PS+に加入する必要がありますが、常世同行の「絵巻」に参加するのが最も効率良いので、絵巻集めは基本的にマルチ参加で集めましょう。
魂代と妖怪技
メイン守護霊は「葛葉狐」です。
陰陽戦士はこのセットが鉄板。清明はアレだがお母さん(「葛葉狐」)は最高に強い。
しかも魂代の厳選無しでセットするだけでも十分強くて、陰陽術師にとっては非常にバランスの良い組み合わせになります。
セットする魂代は次の3つ。
鬼火にいたってはLVマックスになっていないという。。(恥)
しかし、この3つのセットだけで、属性弾の強化はほぼ終了です。
厳選せずに在庫の魂代を使っているだけですが、十分強い。
そして副守護霊ですが、こちらは次の3つがおすすめ。
- 天眼孔雀 「属性攻撃で妖力加算C+」
- 獏 「妖力加算量+5.0%」
(ただし「心」+「技」=55と、若干陰陽戦士とは相性悪い) - 玄武 「陰陽術命中で妖力加算C+」
副守護霊はセットしているだけで発揮される効果が1つずつあるので、陰陽師系ならこの3つがおすすめかな。「獏」は妖属性と相性がいいので、妖怪武器をもっと生かしたい場合はステ振りを調整してセットしても良いですね。
そして、この魂代セットは「仁王2」最大の苦行とされる
「魂代厳選」
を基本的にやらなくていいのが最大の魅力。
これだけでも相当作るのが楽です。
もちろん、「火車」の厳選くらいは頑張ってもいいのですが…
ちなみに、なんで結局「火車」をメインに選んだのかは、この次のポイント解説で少しふれていきます。(まぁ、火車たん大好きというのも大きいが…)
ビルド作成・ワンポイント解説
ビルド作成のポイントをまとめました。
コンセプトを押さえておけば、陰陽戦士の「基本的な作り方」は理解できると思います。
ワンパンを防ぐための工夫
- 武家「本多」で無傷状態の被ダメージ半減・80%発動
- 「探題シリーズ」で窮地状態の被ダメージも約50%超減
- 可能な限り「属性被ダメージ減」もつける
- 護身符よりも金剛符を優先し、一撃死を防ぐ
ワンポイント解説
ナラシンは体力を強化するよりは、ワンパンを防ぐことを意識した方がいいと考えています。
そこで、以上のような点を意識した構成になっています。
「属性被ダメージ減」は基本的に「胴体の防具」、「小物」(お守り系や勾玉系に付きやすい)、「絵巻」などで補強していくといいでしょう。
あと個人的な好みもありますが、「護身符」はナラシンではイマイチ。
コスパも悪いので、「金剛符」や「克金符」などで、被ダメージ量を少しでも減らす方が個人的におススメ。
「火車」を撃ち続けるための「妖力加算量」系の強化
- 魂代に妖力加算系のOPは必ずつける
- 頭装具は「般若面」
- 「火車」の固定OP「妖怪技命中で体力吸収」が高性能すぎる
ワンポイント解説
「火車」をぶっぱし続ける必要がある以上、「妖力加算量」のOPはきわめて重要です。
あえて固定OPがついた「般若面」を採用している理由もこれ。
あと、「妖力加算量」は「小物」にOPとして付きますが、実は「焼き直し」で付けることはできないんです。なので、「妖力加算量」のOPが付いている小物は超貴重。うっかり奉納したりしてはいけませんww
そしてもう1つ、注目点が「火車」の神OP
「妖怪技命中で体力吸収」
これが「ぶっ壊れか?」と思うくらいすごいです。
何がスゴイかというと、まず魂重ねで限界値にするだけで効果が「AA+」になるのですが、これでどれくらいの回復量というと、
という感じなんですよ。
「火車」は単発ではなく、多段ヒット型の妖怪技なので、なんと1ヒットごとに体力が回復するので、多段ヒットに成功すると信じられないくらい体力が回復します。
マジで薬とか「体の深奥」必要ないww
攻撃面でも優秀なうえに体力もガンガン回復してくれるので、ちょっと強すぎる妖怪技です。
地味に「アムリタ吸収で移動加速」もクソ優秀。このビルドでは距離移動のために走り回る必要があるので、これもビルドと相性のいい点です。
ほんま最強やで「火車」たんは。
近接戦闘も捨てない!妖属性武器
- 妖念ゲージの加算量アップのOPは手に入りやすい
- 属性攻撃のためのバフを付ける手間が省ける
- 浄属性以外となら相性も良く混沌に持ち込める
ワンポイント解説
よく陰陽ビルドは近接やらないから飽きると言われていますが、このビルドでは積極的にシバきに行きますww
ただ、陰陽術、妖怪技とやることが多いので、できるだけ手間なく属性ダメージが入るうえに、有利になるOPが絵巻や小物に付きやすい「妖属性」をチョイスしました。
今回は厳選しませんでしたが、小物に「妖の敵に近接ダメージアップ」が付いていると、マジで強いです。
もう1つ、「妖怪武器」には利点があって、それは
魂代と魂合わせができる
という点です。
この特徴のおかげで、厳選の幅が他の武器より広がるので狙ったOPを付けやすいという素晴らしい長所があります。
魂代の継承OPには「〇の状態の敵に近接ダメージ○%アップ」とかが結構あるので、妖怪武器ってかなりビルドつくりでも優秀なんですよね。
注意点は、「浄属性とは効果を打ち消し合う」という点です。
浄属性とはプラスマイナスみたいな関係になっていますので、ソハヤマシンガンや「頼光姐さん揃え」などとは相性最悪です。そこだけは注意。
陰陽術命中で得られる効果を最大化せよ
- 「陰陽術命中で遅鈍」で遅鈍符セット不要
- 「護身符」ではなく「金剛符」
- 属性ダメージを焼き直しなどで付けよう
- 式札は強いが使いこなすには難易度高い
- 「陰陽術が消費されない」厳選無しで70%超も可能
ワンポイント解説
ここら辺はこれまでも説明してきたので、もういいでしょう。
「陰陽術命中で遅鈍」の効果ですが、ハッキリ言って「遅鈍符」の方が確実に遅鈍にできます。
しかし、わざわざ遅鈍符をセットして撃つまでのコストと、「属性弾」でダメージを入れつつ、ついでに遅鈍効果を発動できる手軽さを比較すると、「陰陽術命中で遅鈍」のほうが使いやすいという判断です。
もう1点、「属性ダメージ」のOPについても説明しましょう。
このOPを「小物」につけるときに少し注意が必要で、実は「勾玉」系にしかつかないんです。
ですので、「小物」はできたら「勾玉」か「八尺瓊勾玉(かに玉)」の中からチョイス出来たらベター。
ただ、小物厳選は本当に大変ですので、多少妥協しつつ、有利なOPが付いているものを選びましょう。
最低限、厳選をしたいポイント
いくらお手軽とはいえ、ナラシン踏破レベルとなると最低限の厳選は必要です。
このビルドで厳選が必要になるのは以下の点。ここは何とかやっておきたいです。
- 「般若面」1コと兜以外の「探題シリーズ」全部(オモイカネかツクヨミの恩寵付きのもの)
- 妖力が加算される勾玉系の小物+揃え効果マイナス1の小物(オモイカネかツクヨミの恩寵付きのもの)
- 「陰陽術命中で遅鈍」が付いている小物1つ
- 「呪の深奥」「勇の深奥」付き地獄絵巻
- 最高LVの火車の魂代(OPの厳選はやらなくてもいい)
- 妖属性の主力「妖怪武器」(できる範囲での最高レベル)
絵巻は気力回復系のOPと陰陽術の最大効果発揮のため、「呪の深奥」「勇の深奥」は必須です。六道はできれば「地獄道の導き」が良いと思います。
さらに小物を含めて「属性ダメージ」「妖念ゲージ加算量増加」「陰陽術が消費されない」あたりが付いているとどんどん強くなります。「火車」が主力なので「火の敵に近接攻撃力アップ」など付くとさらにベター。
そして、装備全体に「ツクヨミ」「オモイカネ」が付いていることが前提なんですが、(陰陽術の強化と「消費されない」効果の関係上、この2つは揃えたい)
最悪、どうしても揃えられないという場合は「オモイカネ」だけでもいいので、ここは頑張って有名な「怨霊鬼・真柄絵巻」などを駆使して集めましょう!
(それほど手間はかからないです。恩寵継承などのOP付きも使えば労力はかからない)
基本戦術指南
「火車」たんと共に戦うのだ
基本戦法のおさらいです。
- ともかく火車をぶっぱし続ける
- 火車で敵の体勢を崩し、近接で切り込むのが基本戦術
- 体勢を整える、敵の出足を止めるために「属性弾」を撃ってつなぐ
- 「火車」と「属性弾」(時々「両面宿儺」)と妖属性の近接で「混沌」状態を作りながら戦う
このビルドの楽しさは「攻撃の選択肢の多さ」にあります。
遠距離だけ、近接だけ、というわけではなく、オールレンジでの攻撃が可能なうえ、術の選択次第で戦い方のバリエーションも広がる、なおかつ長所をOPで補強しつつ、短所も的確に補っていく、という感じで構成しています。
プレイヤースキルに自信がなければ「火車」や「陰陽術」に頼ることもできますし、近接メインで陰陽術を補助として使うことも可能です。
ただ、基本的には「火車」ぶっぱですね。「火車」は攻守両面でずば抜けて優秀なので、このビルドではまさに「火車」と共闘する感じになります。
陰陽術「属性弾」でつなぎながら妖怪武器で近接戦
ビルド全体の特徴としては、出の早い「属性弾」にあらゆるバフを盛るのがポイント。
属性弾で妖力や体力の回復、敵への遅鈍効果などを与えつつ、攻撃の機会を作っていきます。
今回のビルドでは攻撃系の陰陽術は属性弾に絞り、後の術力は「金剛符」「昂妖符」「禁雷符」「克金符」などのデバフ系に振ったほうが強いです。
「式札」は確かに強いですが、「設置して敵を誘導する」というタスクが1個増えますので、忙しいナラシン攻略ではやることが増えすぎてしまう感じがしました。
これなら行動パターンをしぼって
という攻撃パターンを軸に戦った方が良い立ち回りができます。
近接に関しては揃い効果のOPをあまりつけられない分、各種の強化OPの付けやすい「妖怪武器」の妖念ゲージで強化するという発想です。
これで近接でもそれなりに火力が出るうえ、混沌にも持ち込むことができます。
妖怪武器を使うので、浄属性の属性弾や「浄纏符」など、浄属性系は使わない(妖属性と浄属性は打ち消し合うため)ように注意。
また高確率で「火車」が「火やられ」にしてくれるので、「雷弾符」「水弾符」を中心に、「混沌やられ」を誘発していきます。
スキが多い敵は「両面宿儺」でもOK。敵に反撃を食らいやすい弱点はあるものの、ほぼ毎回「混沌やられ」を作ってくれるので、地味に優秀な妖怪技です。
ディフェンスのカギは武家「本多」
ただ、「陰陽戦士」というコンセプト上、若干体力が低めなのが難点です。
脳筋プレイだとあっさり落命するので、最低限の回避スキルの向上やカウンタースキル、敵の攻撃パターンを覚えることはやはり大事です。
もちろん、「オオヤマツミ」や「東国シリーズ」「楯無しシリーズ」などでタンク型ビルドを作ると生存率は上がりますが、それでもナラシンでは落命するときは落命しますので、あまり防御特化し過ぎてもなぁ~、というのが正直なところ。
しかし、絶対に対策しておきたい点が1つあります。
それが「ワンパン防止」です。
ナラシンは「ワンパン」さえ防げばリカバリーが効きますので、ここは紙装甲気味の忍者や陰陽師系のビルドでも対策をとるべきです。
そこで、今回は陰陽師・御用達の武家「明智」を捨てて、武家「本多」を選択します。
「明智」は陰陽術力アップという恩恵はあるものの、このビルドなら「本多」でも陰陽術力900台は出せますので、総合的には「明智」にこだわる必要はないと判断しました。
むしろ武家「本多」、宿老時の恩恵
「無傷状態時の被ダメージ半減・80%発動」
これが本当に神OPです。
これのおかげで生存率が格段に上がります。
「金剛符」とセットで使えばかなり耐えられる感じです。
ただし、常に体力満タンを心がける必要がありますので、そこはいちいち薬を飲むのではなく、
- 属性弾の「陰陽術命中で体力回復」
- 「火車」の神OP「妖怪技命中で体力回復」
を使い、攻撃しながら体力を回復する戦法を取ります。
正直、この2つのOPあれば「体の深奥」がいらないです。
「窮地時の被ダメージ減」は探題シリーズの恩恵です。
ただ、窮地の時点で体力3割以下なので、運が良ければワンパン耐えるかなというくらいです。
ま、ないよりはあった方がいい。加えて、重装備という利点もあります。
この「陰陽火車・妖念」ビルドとの相性という点では「探題」が一番いいかなと考えました。
このビルドでの注意点
基本的に楽しくて強いビルドですが、弱点というか使用上の注意点はあります。
まず「火車」の「弱点」に気をつけたいです。
火車は攻守ともに申し分ない妖怪技ですが、以下の2点で弱点があります。
- 出足の遅さ
- 空中の敵には役に立たない
「出足の遅さ」が気になる点で、この弱点を避けるべく、出の速い「長壁姫」を選ぶ陰陽戦士も多いのです。
しかし、「長壁姫」は属性攻撃でないこと、「火車」の固定OPの方が優秀といった総合的なメリットを考えると、ここはタイミングをつかむなどして「火車」を出すタイミングになれた方がいいかなということで、「火車」を採用しました。
もう1つの弱点は、地上にいる敵にしか命中しない点です。これは「火車」に限りませんが、特に
- 義経
- 鎌鼬
- 土蜘蛛
- たたりもっけ
- 雑賀孫市
- 立烏帽子
- 浅井長政
といった連中相手の場合は、適当に「火車」を放つと空振る確率が高いです。
まあ、これくらいはレンシュウレンシュウ(元阪神のマートン風)
あとは、どうしても体力は低めなので、近接戦闘では「回避」が基本です。危なくなったらすぐに距離を取りましょう。「本多」バフ発動がキモなので、常に体力満タンを心がけるようにします。
ということで、このビルドと特に相性の悪いボスは、空中戦もあるうえに属性ダメージが通りにくい義経・土蜘蛛・立烏帽子あたりですね(エボシは属性が通るんですが、攻撃範囲がめちゃ広くて大変)。
コイツらと闘う時はさすがに総合的な技量が試されるので、手に汗握りますよ!
まとめ
コンセプトと方向性を理解できれば、「悟りの夢路」から実戦投入できるビルドです。
基本的に
- 使っていて楽しい
- 下手っぴでも生存率高い
- 作成難易度は低め
- しかもかなり強い
という感じの構成になっていますので、魔法剣士好き、陰陽術好きの方であれば、基本的な考え方などを参考にしていただければうれしいです。
あとは奈落獄・深部30階層はボスガチャ次第の面もありますから。あまりにもキツイ相手が続くようでしたらいさぎよく撤退しましょう。
うまくいけば26~30階層を1時間弱でクリアできます。
以上、拙い説明でしたが、奈落獄深部でも戦い抜ける「陰陽戦士」ビルドの紹介でした!