「サッカーパンチ・プロダクションズ」による
傑作・時代劇オープンワールドゲーム『ゴースト・オブ・ツシマ』。
なんと、『ジョン・ウィック』の監督チャド・スタエルスキの手によって映画化されることが発表されました。
主人公・境井仁はゲームのモデルの通り、ツジダイスケ氏が務めることになるのか、気になるところです。
ところで、今回の発表で「ゴーストオブツシマ」が全世界・累計実売本数650万本を突破したということですが、これどれくらいすごいのでしょうか?
他の大ヒット作のスピードと比較しながら、採取的にどれくらい売上総かも予測してみましょう!
ゴーストオブツシマの販売から現在までの売り上げペース
「ゴーストオブツシマ」は2020年7月17日発売のゲームでしたが、発売3日間で早くも全世界240万本を突破しています。
さらに発売からほぼ3カ月後の11月17日には全世界500万本に到達。
これはPS4のファーストパーティ(注:サッカーパンチはSIEの子会社なので、ソニー本隊扱いということ)では史上最速とのこと。
#GhostofTsusima is our fastest-selling first party original PS4 game with more than 5 million copies sold since its debut in July. What an incredible achievement by @SuckerPunchProd!
— Hermen Hulst (@hermenhulst) November 12, 2020
SIEのワールドワイドスタジオを統括するハーマン・ハルストのTwitterより
日本国内でも2020年のランキングで42万本売り上げています。(2020年度国内14位)
この手のオープンワールドゲームは日本であまり売れない(アサシンクリード・ヴァルハラは約6万本)、日本を舞台にしたこともあったのか、日本でも大ヒットの部類といえますね。
まとめるとツシマの販売ペースはこんな感じ
発売4カ月後 500万本
発売8カ月後 650万本
現在(2021年4月)でも、まだ8カ月目ですので、このペースでいけば発売1年後の7月ごろには750万本を超えてくるかもしれません。
SIEファーストパーティと開発子会社大ヒット作との比較
SIEの自社スタジオ内にあるファーストパーティ産と、子会社産PS4独占タイトルで発売された大ヒットソフトと比較してみましょう。
- ゴッドオブウォー
2018年4月20日発売⇒2019年5月21日発表時点で1000万本 - ホライゾンゼロドーン
2017年3月2日発売⇒発売1年後、2018年3月1日発表時点で750万本
(2021年までの累計では1000万本) - ラストオブアス2
2020年6月19日発売⇒発売3日後で400万本
(現時点で累計本数の公表無し) - スパイダーマン
2018年9月7日発売⇒2年2か月後、2020年11月時点で2000万本
(世界では過去15年で最も売り上げたスーパーヒーローゲーム)
という感じで、やはり新規IPだった「ホライゾンゼロドーン」と同じような販売ペースといえますね。
全世界500万本を超えると大ヒットといって間違いなく、ホライゾンと同じペースとするならば、映画が公開されるかもしれない数年後には「ゴーストオブツシマ」も1000万本を超えている可能性が高いです。
大ヒット御礼ですね!
まとめ
ソニーのゲームの映画化はツシマだけではなくて、1本目の映画版『アンチャーテッド』も制作中で2022年2月11日の公開予定となっていますし、HBOのTVシリーズとして「ラストオブアス」の制作も予定されています。
ツシマの映画はこの次となるはずで、そうなると公開は2023年以降となりそうですね。
映画を製作するソニー・ピクチャーズは映画最大手の1つなので、これからも自社系列の大ヒットゲームは次々に映像化されそうです。